Everyday Deadlock

by hayamiz.com

Smart Trigger が届いた

2013/03/09

Smart Trigger

Cerevoが先日発売したスマホからデジタル一眼を操作して写真を撮れる Smart Trigger が届きました。 単にiPhoneやiPadからデジタル一眼のシャッターを操作できるだけではなく、 加速度センサーを利用してジャンプした瞬間にシャッターを切ったり、 タイムラプス撮影が手軽にできるというスグレモノです。

せっかくなので、試しに秋葉原の風景をタイムラプス撮影してみました。

Smart TriggerはクラウドファンディングのCerevo DASHで開始されたプロジェクトで、 見つけた瞬間に「これは!」と思って即支援金を投入しました。 家のベランダから夜景を撮ったりするときに、 毎回レリーズのリモコンを触りに外にでるのが面倒だったり、 不用意にリモコンに触ってカメラがずれるという悩みがあったのですが、 iPadからワイヤレスで操作できればこれらの悩みは一挙に解決されます。 Bluetooth接続なので、赤外線リモコンのように指向性に悩まされることもなし。

Cerevo DASHで支援金として払ったのが、Smart Trigger本体とCanon用ケーブル1本のプランで、確か5000円くらい。 今普通にこれを買おうと思うとすると8,499円なので、金額的にはそこそこお得な買い物でした。 ちなみに、クラウドファンディングで何かを支援するのはこのSmart Triggerが初めてです。

とりあえず、撮るものがないのでうちのハリネズミのケージにカメラを向けてテスト撮影をしてみたりしました。

ハリネズミを撮る図

撮影開始までの流れは極めて簡単

  1. Smart Trigger に単四電池をセット(本体の銀色部分が筒状になっていて、外すのにやや難儀しました)
  2. iPad で Smart Trigger のアプリをダウンロード
  3. Smart Trigger 本体をカメラに接続して電源を入れる
  4. iPadでアプリを起動するとデバイスが一覧に表示されるので、選択してペアリング(ペアリング後にファームウェアの更新があって、しばらく待たされた)
  5. 撮影!

撮影していて最初のうちにつまづいたポイントとしては、Smart Triggerアプリの「シャッター時間」という項目。 この設定値が短すぎる(大体500ミリ秒以下くらい)だとシャッターが切れないという問題に悩みました。 色々と操作していてわかってきたのは、この設定値は実際のシャッタースピードを表すものではないということです。 この設定値は、どうも「シャッターボタンを何秒押すか」に対応するようです。 例えば、カメラの設定でシャッタースピードを1/100、連射モードにしておいた上で、 Smart Triggerアプリの「シャッター時間」を1秒にして撮影すると、 1秒間シャッターを押しっぱなしで連射することと同じになります。 連射したくないときは、カメラのワンショットモードにしておけばOKです。

「シャッター時間」の設定項目がややわかりにくかったことをのぞくと、 デバイス、iOSアプリ共に使い方がわかりやすく、撮影の幅を広げる便利なアイテムとして使えそうです。 また、Smart Trigger自体はBluetooth 4.0対応デバイスであれば、 BluetoothのAPIを通して操作するアプリケーションを自分で開発することもできるので (サンプルプログラムがオフィシャルに提供されています)、 サードパーティーによるSmart Trigger操作アプリの登場も期待できるかもしれません。

category: diary
tags: diary and camera
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