Everyday Deadlock

by hayamiz.com

KVMからVirtualBoxへ移行する際にハマったこと

2013/03/19

研究室のサーバでVagrantを使いたいので、KVMで動かしていたWindows ServerをVirtualBoxに切り替えた。

VBoxManageを使ってディスクイメージを変換してVirtualBoxにGUIからポチポチ登録するところまでは普通に進んだが、 VirtualBoxを起動すると general protection fault が発生してVMが起動しないという問題にハマった。

原因は、Linuxのkvm_intel、kvmモジュールがロードされたままになっていたこと。 VMのハイパバイザは2つ以上同時に動けない。んで、kvmモジュールがロードされている限りはどうもVirtualBoxはまともに動けないらしい。

KVMを無効化する

Debian squeezeなので、/etc/modprobe.d/kvm-blacklist.confという名前でファイルを作成してkvmのモジュールをロードしないように細工する。

blacklist kvm
blacklist kvm_intel

install kvm /bin/true
install kvm_intel /bin/true

blacklistだけでは、起動時の自動ロードをやめるだけなので、 その後にロードしようとする奴が出てくるとkvmモジュールはロードされてしまう。 なので、installも必要。 installは、指定したモジュールのロード時の挙動を設定できるコマンド。 上の例だと、kvmというモジュールをロードする際には/bin/trueが実行されるようになる。 つまり、実質的に何もしなくなる。

その後次のコマンドを叩く

# depmod -ae
# update-initramfs -u
category: tips
tags: kvm, virtualbox, and linux
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