研究室のサーバでVagrantを使いたいので、KVMで動かしていたWindows ServerをVirtualBoxに切り替えた。
VBoxManageを使ってディスクイメージを変換してVirtualBoxにGUIからポチポチ登録するところまでは普通に進んだが、 VirtualBoxを起動すると general protection fault が発生してVMが起動しないという問題にハマった。
原因は、Linuxのkvm_intel、kvmモジュールがロードされたままになっていたこと。 VMのハイパバイザは2つ以上同時に動けない。んで、kvmモジュールがロードされている限りはどうもVirtualBoxはまともに動けないらしい。
KVMを無効化する
Debian squeezeなので、/etc/modprobe.d/kvm-blacklist.conf
という名前でファイルを作成してkvmのモジュールをロードしないように細工する。
blacklist kvm
blacklist kvm_intel
install kvm /bin/true
install kvm_intel /bin/true
blacklist
だけでは、起動時の自動ロードをやめるだけなので、
その後にロードしようとする奴が出てくるとkvmモジュールはロードされてしまう。
なので、install
も必要。
install
は、指定したモジュールのロード時の挙動を設定できるコマンド。
上の例だと、kvm
というモジュールをロードする際には/bin/true
が実行されるようになる。
つまり、実質的に何もしなくなる。
その後次のコマンドを叩く
# depmod -ae
# update-initramfs -u
ツイート